Aぇ! group・正門良規が品川・浅草周辺を“ガチ歩き”。散歩の楽しみ方は「キョロキョロすること!」

NHK BSプレミアム・BS4Kでは、8月7~11日に、Aぇ! group/関西ジャニーズJr.・正門良規が、一筆書きで歩く「てくてく絶景」(午後7:00)を放送。2022年7月の「京都編」、23年3月の「鎌倉編」に続いておくる第3弾の舞台は、“品川・浅草かいわい”。ナレーションは野間口徹、語りを鶴田真由が担当する。

「てくてく絶景」は、“3分に1回、絶景をお見せします!”をコンセプトに、誰もがスマートフォンなどに所蔵している“奇跡の1枚”にフィーチャー。その風景を一筆書きで歩いて巡る“ガチ歩き番組”だ。6月9~11日の3日間、正門が約32km歩いた様子を、オンエアでは月~金曜の5日間に分けて日めくり形式で届ける。東京都内の定番人気スポットだけでなく、取材スタッフが見つけたとっておきの場所も徒歩で散策。地元の方が紹介するおすすめの絶景も盛りだくさんだ。

ロケを終え、正門が、品川、お台場、月島・築地、銀座・神田、上野・浅草、それぞれの特に印象に残った場所、見どころを語った。

1日目。正門は、品川かいわい、日の出とともに品川・八ツ山橋をスタート。品川駅港南口周辺では、開発の進む高輪ゲートウェイ駅を巡り、レインボーブリッジへ。新旧の融合した景色を堪能する。「提灯(ちょうちん)殺しのトンネルが印象的。この日は、『変わりゆく東京』と『これからの東京』を感じる風景が盛りだくさん。番組の最後に出てくる『人が演出した風景』にも驚きました。あと、もうすぐなくなるので、今しか見られないトンネルは、歩く人の姿がかわいかったです!」と印象を述べる。

その後、海上50mの高さを越えるレインボーブリッジを徒歩で渡り、台場へ。21年に行われた東京オリンピック・パラリンピックの思い出を感じながら、ゴールの豊洲大橋に向かう。「レインボーブリッジが歩けたのが驚きです。海側と陸側を選べるのですが、あいにく雨だったので、陸側の方が変化があるかなと思い陸側を選びました。人が作り出す街のアイデアがいっぱいで、いい出合いがありました」と、天気に恵まれずとも、発見があったことをうかがわせる。

2日目。下町風情を残す月島の商店街を通り、隅田川沿いへ。築地の歴史を感じながら、異国情緒漂う築地本願寺まで歩く。「月島の路地で人情味や温かさを感じ、街一つで家族みたいな雰囲気を感じました。その街の成り立ちとか歴史を聞いて、人と人とは不思議な縁でつながり支え合っているのだなと感じました。神秘的な東京の風景が見られます!」とのこと。

続いて、築地本願寺を出発して、銀座ならではの路地の絶景を満喫する。そこから、アニメや鉄道マニアの聖地を巡りゴールの神田明神へ。「銀座・日本橋といった誰もが知っている場所を歩きましたが、『てくてく絶景』らしい絶景が多いのが印象的です。いつも通っている場所の思いがけない風景がたくさんありました。まだまだ見知らぬ発見があるかもしれないことを実感しました」と紹介。

3日目の最終日。早朝の神田明神を参拝してから、上野公園で朝の定番の風景や絶景を目にする。にぎわいが戻りつつある仲見世通りを歩き、ゴールの浅草寺本堂まで、地元の人たちが愛でる非日常を体感し、「朝の神田明神は人がいなくて、そんな中でともる提灯は神秘的。日の出の空気が特別だなと実感しました。前日の夕方、ゴール地点として訪ねた時は、友達、家族、恋人などがたくさんいて、愛されている懐の広い場所だと思っていたのですが、朝は、背筋が伸びる空気を感じました。この二面性が魅力だと思います。それから上野、浅草と表情の変化がすごい(笑)」と驚いていた。

あらためて正門は「東京散歩が初めてやったので、すごく新鮮でした!」と語り、新発見もあったようで「人が作り出した美しさや、『ザ・東京』を感じたり、いろいろな人が自然と集まったりする場所が多い気がしました」と旅を総括。

また、これまで“てくてく”して分かった散歩の楽しみ方を聞かれると「キョロキョロすることです!」と斬新な回答。その理由を「いつも歩いている景色の左右を見てみたり、信号で止まったら振り向いたりすると、見落としているものや気付けていなかった風景を発見できます」と明かし、旅慣れた様子をうかがわせる。この番組に携わってから「季節や天気は同じ日はないので毎日景色が違う」ということを実感したそうで、「今回は雨が多かったのですが、雨だからこそ出合えた風景がたくさんありました!」と報告する正門からは、ロケを満喫した様子が伝わってくる。

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