ガソリン上昇、174円80銭に 13カ月ぶり高値に

ガソリンスタンド

 経済産業省が26日発表した24日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査より80銭高い174円80銭だった。値上がりは10週連続で、2022年6月以来約13カ月ぶりの高値。サウジアラビアなど主要産油国の減産で原油相場が上昇したため。政府が価格抑制のため石油元売り会社に支給する補助を段階的に縮小していることも響いた。

 軽油は80銭高い154円40銭。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たり13円値上がりし、2073円だった。

 都道府県別のレギュラーガソリン価格は44都道府県で値上がりし、2県で下がった。1県は横ばいだった。

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