【今日の日本人メジャーリーガー】吉田が12号含む3安打で打率1位再浮上 大谷は無安打も2四球で2得点 鈴木は守備でチームを救う 藤浪パーフェクトリリーフで存在感アピール ヌートバーも持ち味発揮の2四球

写真:12号2ランを含む3安打の活躍で打率リーグトップに立った吉田正尚 @Getty Images

 日本時間7月26日、メジャーリーグはレギュラーシーズンの15試合が開催され、日本勢は5選手が試合に出場した。

 エンゼルスに所属する大谷翔平は敵地で行われたタイガース戦に「2番・DH」でスタメン出場し、3打数ノーヒットも2つの四球を選び2度のホーム生還で貢献。チームは9回裏に同点を許したものの、タイブレークを制して連勝を飾っている。

 カブスに所属する鈴木誠也は敵地で行われたホワイトソックス戦に「5番・右翼」でスタメン出場し、打撃では5打数1安打も守備ではあわや満塁ホームランの打球をジャンピングキャッチで掴み取る大ファインプレーを披露。この勝負を分ける活躍もあり、チームは7-3でホワイトソックスを下している。

 カージナルスに所属するラーズ・ヌートバーは敵地で行われたダイヤモンドバックス戦に「4番・中堅」でスタメン出場し、2打数ノーヒットも2四球と持ち味を発揮。打線が繋がらずチームは逆転負けを喫してしまったが、2試合続けての4番で持ち味の選球眼を発揮し存在感を見せた。

 レッドソックスに所属する吉田正尚は本拠地で行われたブレーブス戦に「4番・左翼」でスタメン出場し、ダメ押しの12号2ランを含む4打数3安打2打点の大活躍。リーグ最多となる今季35度目のマルチ安打をマークし、再び打率リーグトップの座に返り咲き。チームも勝率メジャー1位のブレーブスに快勝と文句のない試合となった。

 オリオールズに所属する藤浪晋太郎は敵地で行われたフィリーズ戦に同点の7回裏から2番手で登板。7回裏を三者凡退で抑えると、勝ち越し点をもらった8回裏も3人で片付け、計3つの三振を奪うパーフェクトリリーフを見せた。チームは9回裏に逆転サヨナラ負けを喫し、藤浪の6勝目は幻に終わってしまったが、移籍後初の無失点投球は見事な快投で、自身の実力をアピールした。

大谷翔平(エンゼルス)
対タイガース(○7-6) 「2番・DH」スタメン
試合ハイライトこちら
【第1打席】 1回表無死1塁 四球
【第2打席】 3回表一死走者なし レフトフライ
【第3打席】 5回表一死3塁 四球
【第4打席】 6回表二死1塁 見逃し三振
【第5打席】 9回表無死3塁 空振り三振
◆今日の成績 3打数0安打2四球
◆今季の成績 打率.299 36本塁打 77打点 12盗塁 出塁率.398 OPS1.066

鈴木誠也(カブス)
対ホワイトソックス(○7-3) 「5番・右翼」スタメン
守備でも魅せた!ホームラン阻止!映像こちら
【第1打席】 2回表無死走者なし ショートゴロエラー
【第2打席】 3回表二死走者なし セカンドゴロ
【第3打席】 5回表二死走者なし レフト前ヒット(映像こちら
【第4打席】 7回表一死2塁 空振り三振
【第5打席】 9回表二死走者なし セカンドゴロ

◆今日の成績 5打数1安打
◆今季の成績 打率.261 8本塁打 33打点 4盗塁 出塁率.338 OPS.735

ラーズ・ヌートバー(カージナルス)
対ダイヤモンドバックス(●1-3) 「4番・中堅」スタメン
【第1打席】 2回表無死走者なし セカンドゴロ
【第2打席】 3回表二死2塁 四球
【第3打席】 6回表無死走者なし サードゴロ
【第4打席】 8回表一死1塁 四球
◆今日の成績 2打数0安打2四球
◆今季の成績 打率.261 7本塁打 29打点 7盗塁 出塁率.369 OPS.760

吉田正尚(レッドソックス)
対ブレーブス(○7-1) 「4番・左翼」スタメン
【第1打席】 1回裏一死1・2塁 セカンドゴロ
【第2打席】 3回裏無死走者なし ショート内野安打(映像こちら
【第3打席】 4回裏二死1・2塁 死球
【第4打席】 6回裏一死走者なし レフト前ヒット(映像こちら
【第5打席】 8回裏二死1塁 ライトへ12号2ラン(映像こちら
◆今日の成績 4打数3安打1本塁打1死球2打点
◆今季の成績 打率.320 12本塁打 53打点 8盗塁 出塁率.382 OPS.888

藤浪晋太郎(オリオールズ)
対フィリーズ(○4-3) 7回から2番手登板
【7回】 三者凡退1K
【8回】 三者凡退2K
◆今日の成績 2回 21球 被安打0 与四球0 奪三振3 失点0
藤浪晋太郎のダイジェスト映像こちら
◆今季の成績 53回 5勝8敗 奪三振56 防御率8.49

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