通天閣の広告を9月22日に刷新 日立製作所、南側面を電子看板へ

通天閣の南側面の屋外広告に導入されるデジタルサイネージのイメージ(日立製作所提供)

 日立製作所は26日、大阪市浪速区の観光名所・通天閣の南側面に点灯する屋外広告を、9月22日からデジタルサイネージ(電子看板)に刷新すると発表した。「社会イノベーションの日立」といった表記を縦に流れるように動かしたり、訪日客向けに外国語で表示したりできる。

 電子看板は高さ約32メートル、横幅約3メートルで、通天閣や日立に関する情報を発信する。南側は観光客でにぎわう通りから目につきやすい。南側以外の広告にも全面的に発光ダイオード(LED)を採用し、消費電力を抑える。

 日立は関西での知名度向上を狙い、1957年に広告スポンサーとなった。リニューアルは今回が14回目。

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