万博用の電気バスが出発式 大阪メトロ、27日から運行

大阪メトロが大阪・関西万博に向けて導入する電気バスの出発式=26日午後、大阪市

 大阪メトロは26日、2025年大阪・関西万博に向けて導入を進める電気バスの出発式を大阪市内で開いた。万博の開催期間中は会場内外で来場者の輸送を担う予定で、27日から大阪市内の2路線で2台を運行する。

 電気バスは万博開催までに174台を導入し、10台程度は一定の条件下で無人運転が可能な「レベル4」での運行を目指す。車両のデザインは黒が基調で、港町・大阪の海を象徴する青、従来の路線バスに使われている緑などを配色した。

 大阪メトロの河井英明社長は、出発式で「電気バスの導入で環境対策にさらに力を入れていく」と強調した。

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