中古車販売大手のビッグモーターが、自動車保険の保険金を不正に請求していた問題で、愛媛県内の店舗でも不適切な行為が行われていた疑いがあることが分かりました。
ビッグモーターを巡っては、特別調査委員会が修理に持ち込まれた車にわざと傷つけるなどし、損害保険会社に保険金を水増し請求していたと指摘していて、25日の会見で兼重宏行社長らが辞任を表明してます。
調査委員会の報告書によりますと、県内で展開している4店舗のうち愛媛県松山市の「平井店」であわせて29件、不適切な行為が行われた疑いがあることが分かりました。
今回検証されたのは、2021年に平井店で実施した板金・塗装作業の中から無作為に抽出された78件で、店の担当者は「事案を把握している最中で、現時点で答えられることはない」と話しています。
