「Genky DrugStores(ゲンキードラッグストアーズ)」の2023年6月期・連結決算は、生鮮食品などが伸び、売上高と営業、経常利益は過去最高を記録。純利益は過去2番目に高かった。物価高や電気代高騰などで商品の平均単価が上がったが、上昇幅を抑えたことで来客数は前期比0.9%増だった。
食品の売上高は全体の67.8%を占め、プライベートブランド(PB)の精肉や総菜などが人気だった。物流の効率化などでコストを抑え、特売を行わない日常的なディスカウント戦略が顧客に浸透しているとした。
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店舗レイアウトなどを標準化したレギュラー(R)店を30店増やした半面、大型店を7店閉店した。店舗数は409店となった。
24年6月期はR店を39店増やし、大型店を11店閉める計画。コスト抑制やPB伸長なども踏まえ、増収増益を予想した。