「悪夢のような1年が終わった」 オーバメヤンのチェルシー退団に父親も安堵

[写真:Getty Images]

ピエール=エメリク・オーバメヤンの父親が、息子のチェルシー時代を「悪夢」と振り返った。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

2022年夏にバルセロナからチェルシーへ加入したオーバメヤン。しかし、獲得を望んだトーマス・トゥヘル現バイエルン監督が直後に解任された不運もあり、チームで居場所を失うと、プレミアリーグでの先発は5試合にとどまるなど不本意な1年を送った。

今夏の移籍市場で退団が確実視されていたオーバメヤンには、メジャーリーグ・サッカー(MLS)やサウジアラビアからの関心も囁かれていたが、21日にマルセイユ入りが決定。2013年以来となるリーグ・アン復帰を果たしている。

この移籍について、父親のピエール=フランソワ・オーバメヤン氏も喜んでいるようだ。フランス『レキップ』のインタビューを受けた同氏は息子のチェルシー時代を「悪夢」と振り返り、現在は幸せそうな表情が戻ったと安堵している。

「彼は(昨年8月に)バルセロナの自宅に強盗に入られた。妻と子供たちを守ろうとしたところ、顎の骨を折られたんだ。だから、チェルシーでは最初マスクを装着してプレーしていた」

「彼にとっては悪夢のような1年だったと思う。だが、それも今終わった。今の彼には笑顔がある」

「彼は今、マルセイユと契約した。チェルシーで経験した悪夢の1年を終えて、大きな安堵感を感じていると思う」

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