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「鹿島スタイルに自分の考えやプレーとすごくマッチしていると感じた」
J1リーグの鹿島アントラーズに加わったDF須貝英大(SUGAI Hidehiro)が7月26日、オンラインによる記者会見に臨み、新天地での決意を示した。
前所属のヴァンフォーレ甲府時代には天皇杯で2年連続鹿島を打破。そのいずれの試合にも出場していた。間違いなくそのパフォーマンスもクラブから評価された一つに違いない。
「伝統ある鹿島アントラーズというチームからオファーをいただいて、素直に嬉しく感じ、鹿島の目指すもの、鹿島スタイルに自分の考えやプレーとすごくマッチしていると感じました。日本のリーグでも高いレベルにあり挑戦することで成長につながると、強い覚悟を持って決めました」
明治大学時代にはGK早川友基、鹿島からセルヴェットFCに移籍した常本佳吾ともチームメイトだった。甲府ではキャプテンマークもつけたサイドバックは、「(鹿島の印象は?)常勝軍団で、勝ちにこだわるチーム。早川からは、練習から100パーセントで臨み、試合の雰囲気のように練習していると聞きました。全員が勝つためにプレーする、そのなかでアグレッシブにゴールへ向かう。そこのパワーは、とても印象にあります」
須貝自身は武器である対人の守備の強さを生かし、そこから攻撃につなげたいと意欲を示す。
「守備では対人の強さ、絶対に1対1で負けないところが売りなので、サイドを制圧していくのがストロングポイント。運動量もあるので、そこから守備のみならず、攻撃に移りどんどん得点に絡むようなプレーを出していきたいです」
「軽い気持ちで入ってスタメンをとれるチームではありません。覚悟を持ってやらなければ。伝統あるチームで、スタメンをとるのは簡単なことではありません」
また、鹿島と対戦するなかで印象に残った選手として鈴木優磨の名前を挙げた。
「鈴木優磨選手はすごいなと感じました。勝ちに対する姿勢、またオフザボールの動きを含め常に相手の嫌がるようなプレーをしていて、大事なところでゴール前にいる。そういったところで、すごさを感じました」
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選手登録を済ませると、須貝は8月6日のホームでのJ1リーグ22節の北海道コンサドーレ札幌戦で先発出場が可能になる。