生成AIの教員向け研修会 宮城・登米市

チャットGPTなどの生成AIについて、文部科学省が学校現場でのガイドラインを発表したことを受け、宮城県登米市の小学校が教員向けの研修会を開きました。

登米市立加賀野小学校で24日に開かれた研修会には、約20人の教員が出席しました。

この研修会は、生成AIの技術が進む中で教員自身が仕組みや特徴を理解するとともに、子どもたちにどのように教えていくべきかを考えようと初めて開きました。

二階堂浩一郎校長「AI任せにすると小学生の時に身に付けたいことが何も身に付かない。つまり、あなたのためにならないよということを小学生には指導したい」

教員たちはグループに分かれ、生成AIを上手に使いこなすにはどのような能力が必要かなどを話し合いました。

参加した教員「正しいことと、正しくないことを自分で見極める力を子どもたちに付けさせていきたい」

この小学校では今後、教員に実際に生成AIを試してもらい、どのように活用できるか各自で考えてもらう方針です。

二階堂浩一郎校長「(生成AIを)すぐ2学期から使うわけではございませんが、子どもたちが活躍するうえでは欠かせないツールだろうと思います。来るべき日に向けて必要な資質、能力をしっかり育んでまいりたいと思います」

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