ガラタサライ、アトレティコで構想外のフェリックス獲りを画策?

[写真:Getty Images]

ガラタサライが、アトレティコ・マドリーのポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(23)のレンタルを画策しているようだ。スペイン『アス』がトルコメディアのレポートを引用して伝えている。

チェルシーでの半年レンタルを経て、アトレティコに戻ったフェリックス。しかし、かねてからディエゴ・シメオネ監督との不仲が囁かれている状況にあり、クラブからは構想外とみなされる。さらに、先日にはバルセロナ移籍希望を公言したことがクラブの怒りを買い、より厳しい立場に晒されている。

現状では古巣ベンフィカへの復帰の可能性に加え、ビッグネームを乱獲するサウジアラビアからの関心も伝えられるが、新たにトルコの強豪が獲得に興味を示しているようだ。

報道によると、今夏の移籍市場でFWウィルフリード・ザハやFWセドリック・バカンブを獲得し、昨シーズンの主砲を担ったFWマウロ・イカルディの買い取りにも動くガラタサライは、さらなる前線の補強としてフェリックスに注目しているという。

そして、フェリックスに対してはアトレティコで受け取る現行給与の支払いを約束し、コルチョネロスに対しては1000万ユーロ(約15億5000万円)の1年間の有償レンタルを打診しているようだ。

ただ、現時点でフェリックスがイスタンブール行きに関心を示しているかは不明で、アトレティコサイドもレンタルではなく完全移籍での売却を望んでいる模様だ。

しかし、両者はこのまま移籍先が決まらずに残留という形は絶対に避けたい考えで一致しており、今後双方にとって満足がいくオファーが届かない場合、ひとつの選択肢としてガラタサライ行きを考慮する可能性は十分にありそうだ。

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