駐米大使、山田氏で調整 政府、近く閣議決定へ

山田重夫外務審議官

 政府が冨田浩司駐米大使(65)を交代させ、後任に外務省の山田重夫外務審議官(59)を起用する方向で調整していることが分かった。近く閣議決定する見通し。複数の政府関係者が26日、明らかにした。

 山田氏は1986年入省。総合外交政策局長などを経て、21年6月から政務担当の外務審議官を務めている。今年5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)や日韓関係の改善に携わった。来年11月の米大統領選を控える中での大使交代となる。

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