年間レース3位 古江彩佳「“初めまして”じゃない気持ち」

プロアマ戦で最終調整した(撮影/村上航)

◇海外女子メジャー◇アムンディ エビアン選手権 事前(26日)◇エビアンリゾートGC(フランス)◇6527yd(パー71)

古江彩佳は初出場だった2021年大会で4位。昨年は19位に終わったが、初日に「63」をたたき出して首位発進を決めるなど相性も良い。

「過去2回を自信に思いながら、しっかりと楽しんで今年もできれば」。この日はプロアマ戦でコースをチェックした。

今季は米ツアー14試合に出場(国別対抗戦を除く)し、優勝こそないものの、トップ10が7試合。年間女王レースではイン・ルオニン(中国)、コ・ジンヨン(韓国)に続いて3位につける。

「ツアーに慣れてきた。“初めまして”じゃない気持ちで、自分に集中しながらできている」。米ツアー参戦2年目で、地に足つけた戦いができている自負もある。

3週前のメジャー「全米女子オープン」を6位で終え、2週のオープンウィーク中にはパリに足を伸ばした。エッフェル塔、凱旋門で観光を楽しみ、「日本にない美しさ、きれい」と束の間のリフレッシュとなった。

予選ラウンドは世界ランク1位のコ・ジンヨンと同組で、初日は午前8時3分に10番からスタートする。

「しっかりとついていきながら、自分(の状態)も上げていければ」。次週はディフェンディング大会となる「フリードグループ スコットランド女子オープン」(スコットランド・ダンドナルドリンクス)を控えるだけに言葉に力も入る。(フランス・エビアン/玉木充)

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