馬場氏の発言度が過ぎる、民主主義分かってない

 立憲民主党の岡田克也幹事長は25日の記者会見で、日本維新の会の馬場伸幸代表が「日本共産党は無くなったらいい」などと発言したことに、日本共産党の小池晃書記局長が「存在そのものを否定するのは民主主義の否定だ」と発言の撤回を求めた事案についての受け止めを聞かれ「馬場氏の発言は公党のトップとして、度が過ぎてる」と強く非難した。

 岡田氏は「無い方が良い、とか。小池さんが(発言撤回を)言われるのは最もだ」と民主主義を理解していないような馬場氏の発言への抗議に同調した。「われわれも、それを言われたら、猛然と反発しますよ」とも付け加えた。

 岡田氏は「いろんな意見、考え方があって、それをお互いの理解の中で一致点を見つけていくというのが民主主義の最も基本のところ。まったくそのことが分かっていない発言だ」と民主主義の基本がわかっていないとも指摘した。

 また「立憲民主党があっても日本は何もよくならない」と馬場氏が発言していることに関して、共産党への「無くていい」発言と共に「撤回を求めたい。(民主主義の基本が分かっていない)恥ずかしい話だ」と断じた。(編集担当:森高龍二)

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