ひんやりグッズずらり 冷水循環のベストに注目 東京で展示会(動画あり)

山真製鋸が出展した水冷服「アイスマン」(26日、東京都江東区で) 国内最大級の暑さ対策グッズの展示会「猛暑対策展」が26日、東京都江東区で開幕した。作業服や機械メーカーなど64社が出展し、最新の製品を一堂に紹介する。冷水を循環させて体を冷やす「水冷服」などに注目が集まった。28日まで。

山真製鋸(静岡県浜松市)は、ベスト型の水冷服「アイスマン」を披露した。背中のポケットに凍ったペットボトルと少量の水を入れ電源を付けると、冷水がベスト内に張り巡らされたチューブを循環する。最大で外気温より15度冷たくなる。重さは水などを含めて約1キロ。農家ら屋外で長時間作業する人に向け、「35度以上の猛暑下でも冷感を保つことを重視した」(同社営業担当)という。

展示会は日本能率協会主催で、毎年開かれ今回で9回目。会場では、ファン付き作業着やネッククーラーなども注目を集めた。併催の「労働安全衛生展」などと合わせて、合計4万人の入場を見込む。

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