東急東横線、有料座席指定「Q SEAT」を導入

東急は、東横線で有料座席指定サービス「Q SEAT」を8月10日から開始する。

同サービスは2018年3月から大井町線で開始し、平日夜の帰宅ラッシュ時に多く利用されている。東横線では平日午後7時半以降にサービスを提供する。

5050系車両の一部列車の4・5号車の座席をロングシートからクロスシートに転換し、計90席を設ける。既存車両より広い座席で、電源とカップホルダー、Wi-Fiを無料で利用できる。

渋谷発元町・中華街行きの急行列車として1日5本を運行し、渋谷〜菊名駅間を有料座席指定サービスの乗降区間、横浜〜元町・中華街駅間をフリー乗降区間とする。指定料金は500円。インターネットと駅窓口で乗車当日に列車指定券を販売する。

また、東横線での「Q SEAT」開始に合わせ、TOKYU CARDでの支払いで1席の購入ごとにTOKYU POINTを100ポイントプレゼントするポイント10倍キャンペーンを実施する。期間は8月31日まで。

今後、利用者のアンケートや利用動向を踏まえて、運行本数の見直しなどの継続的なサービス向上に取り組み、より利便性・快適性の高いサービスの実現を目指すとしている。

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