今季のサブウェイ・シリーズは2勝ずつで終了 ロドン今季初勝利

【メッツ1-3ヤンキース】@ヤンキー・スタジアム

ニューヨークを本拠地とする2チームが対戦するサブウェイ・シリーズは、今日が今季の最終戦。ヤンキースは故障から復帰して今季4度目の登板となったカルロス・ロドンが6回途中4安打1失点の力投でチームを勝利に導き、今回の2連戦を1勝1敗のタイ、そして今季トータルのサブウェイ・シリーズも2勝2敗のタイに持ち込んだ。ロドンは移籍後初勝利(3敗)をマークし、ヤンキース5番手のクレイ・ホームズが14セーブ目を記録。メッツ先発のホセ・キンタナは6回3失点(自責点2)も2敗目(0勝)を喫した。

初回無死1・3塁の先制機を逃したヤンキースは、2回裏にも無死満塁のチャンスを作り、一死後にアイザイア・カイナー=ファレファの犠飛などで2点を先制。ロドンは3回表に無死2・3塁のピンチを招いたものの、ブランドン・ニモの犠飛による最少失点に抑え、ヤンキースは4回裏にアンソニー・ボルピーのタイムリーで3点目を奪った。ロドンは毎回のように走者を出し、6回表二死からマーク・キャナにヒットを許したところで降板となったが、6回途中4安打1失点の力投。試合は3対1とヤンキースが2点をリードして終盤に突入した。

ヤンキースは3番手のワンディ・ペラルタが7回表のメッツの攻撃を三者凡退に封じ、4番手のトミー・ケインリーも8回表を三者凡退に抑える好リリーフ。メッツのリリーフ陣を打ち崩せず、追加点を奪うことはできなかったが、2点リードの最終回はクローザーのホームズが三者凡退で締めくくった。これでヤンキースは54勝48敗で貯金6。ア・リーグ東地区の最下位とはいえ、ワイルドカード圏内とは2.5ゲーム差であり、プレーオフ進出を狙える位置をキープしている。

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