栃木県内各地で猛烈な暑さ… 大田原では37.8度「観測史上最高気温」を記録

 26日の栃木県内も猛烈な暑さとなり、最高気温は佐野で38.8℃を記録し、7月になって10回目、3日連続の猛暑日となりました。

 県内14カ所ある観測地点のうち、7カ所で35℃を上回る猛暑日となり、大田原では37.8℃と観測史上最高を記録したほか、宇都宮では36.8℃、真岡では37.3℃と今年の最高を更新しました。

 県消防防災課は、26日午後4時までに、県内で19人が熱中症の疑いで救急搬送されたと発表しました。このうち、宇都宮市の40代の男性が、倉庫で作業中、めまいなどの体調不良を訴え入院したのをはじめ、県内で7人が中等症と診断されました。

 宇都宮地方気象台によりますと、宇都宮などではこの先も35℃以上の猛暑日が続く予想で、熱中症に厳重な警戒が必要です。冷房を適切に使用するほか、のどが渇いていなくてもこまめに水分をとるなど、対策をしてください。

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