愛知県津島市の住宅敷地内にある物置で2人の遺体が見つかった事件で、この家に住んでいた男女の息子とみられる男性が同県外で死亡していたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。県警は事件との関連を調べる。
捜査関係者によると、男性は県外で発見された際、息子の運転免許証を所持していた。津島市の住宅は男女と息子の3人暮らしだったといい、全員連絡が取れていない。住宅は競売にかけられ、不動産会社が購入。2人の遺体が見つかった当時、同社の依頼を受けて解体作業中だった。遺体はいずれも成人とみられ、性別不明。
県警は死体遺棄事件の可能性があるとみて、2人の死因や身元を調べている。
