8月6日の「原爆の日」を前に、ボランティアなどが平和公園を清掃しました。
一斉清掃は平和記念式典を前に毎年行われており、ことしで51回目となります。
新型コロナの影響で規模を縮小して実施していましたが、ことしは4年ぶりに一般参加者を募りました。広島市の職員もあわせて約2000人が参加し、平和公園一帯の雑草を抜いたり、ゴミを拾い集めたりしました。
原爆ドーム対岸にあたる元安川の護岸では、コケなどをデッキブラシでこすり、水で洗い流しました。
広島市 松井一実 市長
「コロナ禍を乗り越えて、こんなにたくさんの方に集まっていただけた。チャンスさえあれば一緒にやりたいという方がたくさんいることが確認できて、頼もしい。被爆80年に向けてみんなで一緒になっていい世界をしっかりつくっていきたい」
原爆投下から78年となることしの平和記念式典には、過去最も多い110か国とEUの代表が参列する予定です。
