【速報】専大松戸が優勝 秋春夏制覇は37年ぶり 第105回全国高校野球 千葉大会 最終日

サヨナラ勝ちで優勝し、喜ぶ専大松戸ナイン=27日、千葉市美浜区のZOZOマリンスタジアム

 第105回全国高校野球選手権記念千葉大会は27日、ZOZOマリンスタジアムで決勝を行い、専大松戸が習志野に8-7でサヨナラ勝ちし、2021年以来2年ぶり3度目の優勝。1986年の拓大紅陵以来、37年ぶりの秋春夏連続制覇を果たした。

 先発投手は習志野がエースの小城、専大松戸は2年生の梅沢。試合は互いに点を取ったら取り返される展開。専大松戸は一回に2点を先制されたが、その裏4点を奪った。専大松戸は5-7の八回に2点を挙げて追い付き、九回2死二塁から9番宮尾が右中間を破る適時打で熱戦に終止符を打った。三回途中から救援登板した青野が粘投。専大松戸のサヨナラ劇を呼び込んだ。

 大会は8日に開幕。新型コロナによる制限を設けず、4年ぶりに従来の形での通常開催で実施。165校148チームが参加した。

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