危険運転致死傷罪の運用改善求め 全国被害者の会発足

 今年(2023年)2月、宇都宮市の新4号国道でオートバイの男性が時速160キロの乗用車に追突され死亡した事故など、猛スピードや飲酒運転による事故で家族を失った遺族などが「暴走危険運転被害者の会」を立ち上げました。

 適用のハードルが高いとされる危険運転致死罪の運用見直しを国に訴えるもので、共同代表の1人に宇都宮市の事故で夫を亡くした佐々木多恵子さんが就きました。

 会のメンバーは、東京などで起きた事故の遺族7人と弁護士で各地で署名活動を展開し、賛同を募るということです。

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