藤枝が今治のMF中川風希を完全移籍で獲得、今季はJ3で13試合3得点

[写真:©︎J.LEAGUE]

藤枝MYFCは27日、FC今治のMF中川風希(28)が完全移籍で加入することを発表した。

中川は武南高校から関東学院大学へと進学。その後スペインに渡り、バジェカス、ベティス・サン・イシドロでプレー。2017年8月にFC琉球に加入し、Jリーグでのプレーを始めた。

2018シーズンはJ3で32試合に出場し16得点を記録。チームのJ2昇格に貢献すると、2019年の開幕直後に横浜F・マリノスに完全移籍。しかし、多くの出番は得られず、2020年に京都サンガF.C.へ完全移籍すると、琉球への期限付き移籍を経て、2022年に今治に完全移籍で加入した。

今治では1シーズン半を過ごし、J3で46試合15得点を記録。再び輝きを見せていた中、J2の藤枝に完全移籍が決まった。

中川は両クラブを通じてコメントしている。

◆藤枝MYFC

「FC今治から加入しました、中川風希です。藤枝MYFCの目指しているサッカーは昨年対戦した時からすごく魅力的で、自分にもすごくフィットするのではないかなと敵ながら勝手に思っていました。このチームで更に上に行くために、自分の持つ力を全て出し切ってJ1昇格に向けて全力で闘います!!」

◆FC今治

「この度、藤枝MYFCに移籍することになりました。このチームに来てから、今までのサッカー人生で味わったことのない感情や愛情を感じることができました」

「プロになって、試合で負けて泣いたり、勝って泣いたりしたのはFC今治が初めてでした。点を取るたびにファン、サポーターの皆様からもらえる大きな声援や大きな声で叫んでくれる自分の名前。それを聞くたびに自分が愛されてることを感じれて、このチームのためにもっと頑張ろうという気持ちになれました」

「昇格という最大の目標は達成出来ないまま、このチームを去ることになってしまいましたがそれ以上に大事なことをぼくはこのチームから教わったと思っています。1年半という短い間でしたが、たくさんの思い出をありがとうございました!!ここからまた自分の夢のために頑張っていきます!!!パワーーー!!!」

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