日本列島は27日も広い範囲で高気圧に覆われて気温が上昇し、兵庫県内では福崎町で38.7度、丹波市と西脇市で37.7度を観測した。また、姫路市など5地点で7月の観測史上最高を記録した。
7月の観測史上最高となったのは、姫路市、洲本市＝37.3度▽三田市＝37.2度▽上郡町＝37.1度▽淡路市＝37.0度。姫路市と上郡町での記録更新は19年ぶり。
この5地点を含め、朝来市和田山町＝37.4度▽同市生野町、宍粟市＝36.5度▽神戸市、南あわじ市＝36.0度－など、県内20地点のうち17地点で今年の最高気温を更新した。35度以上の「猛暑日」となったのは14地点だった。
環境省と気象庁は連日、「熱中症警戒アラート」を発表しており、28日も兵庫県を含む32地域が対象となっている。（井川朋宏）
