千葉県内の自治体の公用車に、電気自動車の導入を促進しようと、千葉市内では7月27日、自治体職員向けに試乗会が行われました。
27日、千葉市役所で行われた電気自動車の試乗会は、県と日産自動車が共同で開いたもので、午後1時ごろの回には、千葉市や八街市など県内7つの市の職員、13人が参加しました。
会では始めにセミナーが行われ、県の担当者が、県の電気自動車などの導入方針を説明したほか、日産の担当者からも電気自動車の特徴や他県の自治体での導入事例を紹介しました。
一行はその後、場所を屋外へ移すと、いよいよ電気自動車の試乗へ。
千葉市役所周辺の公道を試乗コースに1人ずつ実際に運転していき、参加者たちは乗り心地や性能などを確認している様子でした。
なお、県の調査によりますと27日までに、県内54市町村のうち6割近くにあたる30の市町村で、電気自動車について導入実績があることが分かっているということです。
参加した自治体職員は―
「とても静かでスムーズに動くと思った、アクセルを踏んだ時に軽自動車でも結構加速すると感じた。災害時にも役に立つので積極的に導入を進めていこうと同僚に伝えたい」
「すごく乗り心地が良くて驚いた。まだ電気自動車の導入が進んでいないので、これをきっかけに働きかけていければと思う」