JAXA古川さん参加の「Crew-7」ミッション打ち上げ日が8月17日に決定

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月27日、JAXAの古川聡宇宙飛行士ら4名が参加する有人宇宙飛行ミッション「Crew-7(クルー7)」の打ち上げ日時が2023年8月17日に決定したことを明らかにしました。【2023年7月27日11時】

【▲ NASAの有人宇宙飛行ミッション「Crew-7」のポートレート。左から:ロスコスモスのコンスタンチン・ボリソフ宇宙飛行士、ESAのアンドレアス・モーゲンセン宇宙飛行士、NASAのジャスミン・モーグベリー宇宙飛行士、JAXAの古川聡宇宙飛行士(Credit: NASA/Bill Stafford and Robert Markowitz)】

Crew-7はスペースXのCrew Dragon(クルードラゴン)宇宙船「Endurance(エンデュランス)」による国際宇宙ステーション(ISS)への有人宇宙飛行ミッションです。コマンダーはNASAのジャスミン・モーグベリー(Jasmin Moghbeli)宇宙飛行士、パイロットは欧州宇宙機関(ESA)のアンドレアス・モーゲンセン(Andreas Mogensen)宇宙飛行士、ミッションスペシャリストは古川聡宇宙飛行士とロスコスモス(Roscosmos)のコンスタンチン・ボリソフ(Konstantin Borisov)宇宙飛行士です。

古川飛行士は今回のCrew-7が2回目の宇宙飛行です。1回目の宇宙飛行では2011年6月から11月にかけて、第28次/第29次長期滞在クルーの一員としてISSに滞在しました。ESAのモーゲンセン飛行士は2015年9月に10日間の宇宙飛行ミッションでISSに短期滞在した経験があります。NASAのモーグベリー飛行士とロスコスモスのボリソフ飛行士は今回が初の宇宙飛行となります。

JAXAによると、古川飛行士らを乗せたクルードラゴン宇宙船は日本時間2023年8月17日19時56分(米国東部夏時間同日6時56分)にケネディ宇宙センターから打ち上げられる予定です(※ISSの運用状況や天候等の条件によって延期される可能性があります)。

なお、現在ISSに長期滞在している「Crew-6(クルー6)」ミッションの4名はISSに到着したCrew-7のクルーとの引き継ぎを終えた後に、往路と同じクルードラゴン宇宙船「Endeavour(エンデバー)」に搭乗して地球へ帰還する予定です。

Source

  • Image Credit: NASA/Bill Stafford and Robert Markowitz
  • JAXA \- 国際宇宙ステーション長期滞在クルー古川聡宇宙飛行士搭乗のクルードラゴン宇宙船(Crew-7)打上げ日時について
  • NASA \- NASA, SpaceX Adjust Crew-7 Launch Date

文/sorae編集部

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