オスプレイ期限厳守要望 暫定配備先の木更津市議ら

 陸上自衛隊輸送機V22オスプレイの佐賀空港(佐賀市)配備計画を巡り、機体が暫定配備されている千葉県木更津市議会の最大会派「羅針盤」の市議7人が27日、佐賀市の自衛隊佐賀地方協力本部を訪問し、2025年7月までの暫定配備期限を守るよう求めた。

 市議らは暫定配備の地元負担が大きいと指摘。防衛省は佐賀駐屯地(仮称)建設工事の内容や進み具合を説明した。終了後に取材に応じた近藤忍市議は「防衛省が期限に向けて努力しているということだった」と話した。市議らは建設現場も視察した。

 防衛省は、オスプレイ運用に最低限必要な部分を25年6月末までに完成させるよう24時間態勢で工事を進める。

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