「 “夢” ができると実感」 広島で建設中の新サッカースタジアム サンフレッチェ選手ら初の見学

広島市で建設中の新しいサッカースタジアムを、初めてサンフレッチェ広島の選手たちが見学しました。

小林康秀 キャスター
「今、スタジアムの南西側のゲートからサンフレッチェ広島とサンフレッチェ広島レジーナの選手たちが入ってきました。このような形で工事中の現場に入るのは初めてです」

広島市の中央公園で建設が進む新サッカースタジアム「エディオンピースウイング広島」。完成後、ここを本拠地として使う選手、監督、コーチのほか、サンフレッ チェ広島の 久保允誉(くぼ・まさたか)会長などが見学に訪れました。

建設会社の担当者は、現在のピッチの状態から50センチ程度かさ上げして天然芝をはることや、広島城など周辺の施設とつなぐペデストリアンデッキを整備することなど、今後の工事の予定について説明しました。一方、選手たちはホーム側のベンチやメインビジョンの位置などについて質問していました。

小林キャスター
「見学会が進む中、西側のスタンドをご覧いただきたいと思います。上の屋根の部分、もうかなり張られていまして、それから照明やスピーカーなどの設置も行われています。そして上の階から3種類のグラデーションの座席の設置工事、あっという間に上の階、置かれつつある状況です」

サンフレッチェ広島レジーナ 近賀ゆかり 選手
「観客席がすごく近いのを一番に感じて、ワクワクする気持ちになりました」

サンフレッチェ広島 青山敏弘 選手
「ぼくたちの『夢』ができるんだなと実感しました」

新サッカースタジアムの建設工事は全体の68%まで進んでいて、12月末に完成し、来年2月にオープン。広場エリアなど周辺整備は来年7月まで行われる予定です。

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