khb子どもの笑顔を広げようキャンペーン 遊び場づくりから始まり放課後の学習支援も

khb東日本放送では、子どもの笑顔を広げようキャンペーンの一環で東日本大震災の被災地の子どもたちを応援するため、khbぐりり募金として支援を募っています。
寄せられた募金は、被災地の子どもたちを支援しているハタチ基金に寄付します。
ハタチ基金から2023年度の助成を受ける、宮城県石巻市のNPO法人をご紹介します。地域全体で子どもの笑顔を作ろうと活動しています。

石巻市を拠点に活動するNPO法人、にじいろクレヨンです。

にじいろクレヨン代表柴田滋紀さん「2011年3月21日の避難所から始まった」

石巻市出身の柴田さん、自らも避難所で生活しながら見た子どもたちの姿が活動の原点にあります。

にじいろクレヨン代表柴田滋紀さん「子どもたちがすごく我慢して過ごしていたように感じた。この子たちの為に何かできることはないかと思った時に、子どもと遊ぶことだったらできる思い、避難所での居場所づくりや遊び場づくりをスタートした」

避難所で子どもたちの遊び場づくりからスタートした取り組みは、子育て相談会や放課後の学習支援など12年間で6000回以上に上ります。

参加者数は延べで約8万人と、震災後から多くの子どもたちを支援してきました。

事務所の横にある、にじいろ農園も活動の1つです。

にじいろクレヨン代表柴田滋紀さん「農園を遊び場みたいにしている、農園と遊び場を同時にやることで畑に地域の人が手伝いに来てくれて、関わりの無かった子どもたちと大人たちが交流できる、遊び場を通して人が集まる場所を作っている」

「大人になった時に、ここで過ごしたことが生きている土台みたいなものになるといいなと思う」

khbぐりり募金の募金箱は、khb本社1階に設置されています。皆様のご協力をよろしくお願いいたします

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