「体がまいってしまう…」暑さしのぐ“クーリングシェルター”熱中症対策で呼びかけ=静岡・島田市

7月27日も静岡県内は気温が上がり、浜松市の佐久間では37.1℃を観測しました。猛烈な暑さが続く中、行政も“避暑スペース”を設置するなど対策を進めています。

27日も県内は、強い日差しで気温が上昇。最高気温は、浜松市天竜区佐久間で37.1℃、三島で35.6℃など、県内3か所の観測地点で猛暑日となりました。

<50代男性>

「本当に暑い。ハンカチを持っていてもびしょびしょになってしまう。みなさん体がまいってしまう。涼しいところにいないと」

暑さをしのげる「涼しい場所」を増やそうと、行政が対応を進めています。

<滝澤悠希キャスター>

「島田市役所の隣にある公共施設です。こちらの施設には『クーリング シェルター』と呼ばれるお休み処が設けられています」

「クーリング シェルター」とは、公共施設などに設置される冷房の効いた休憩場所で、誰でも利用可能な避暑スペースとして、2023年度から全国の自治体が取り入れ始めています。島田市では7月20日から、県内で初めてクーリングシェルターを導入。公共施設と薬局の合わせて17か所に設置されています。

<島田市役所健康づくり課 山内健次課長>

「気がつかないうちに熱中症になってしまうこともあるので、積極的にこういった涼しい施設をご利用いただければ」

© 静岡放送株式会社