小湊鉄道 上総牛久-上総中野間 今後の在り方検討

小湊鉄道 上総牛久-上総中野間 今後のあり方検討

 路線の維持に多額の費用が見込まれる、小湊鉄道の上総牛久ー上総中野間の今後の在り方を話し合う会議が7月27日、千葉県市原市で初めて開催されました。

 検討会議には、小湊鉄道や県、それに市原市や大多喜町などの担当者らが出席しました。

 この会議は、2023年4月に小湊鉄道が市原市に、線路や車両の維持など安全面に関する財政支援を要請したことを受けて開かれたものです。

 要請によりますと、上総牛久ー上総中野間の路線を維持するには、10年間で約17億円が必要とみられていて、会議では地域公共交通としての小湊鉄道の評価や、設備投資計画の妥当性などについて、2023年度中に調査を完了させることが確認されました。

 市原市は今後、支援や廃線などの方向性について慎重に議論を進めていくとしています。

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