【モノマスター付録×PEANUTS】「スヌーピーのコーヒーミル」驚くほど進化!うれしい改良ポイントも

【MonoMater(モノマスター)9月号増刊】折れや汚れなく無事届きました。

【MonoMaster】スヌーピーの「コーヒーミル&ミニ缶」

宝島社から7月25日に発売された『MonoMaster(モノマスター)9月号増刊』の付録は“PEANUTS”のスヌーピーデザインの「コーヒーミル」と「ミニ缶」です。

この記事では、実際に使ってみたコーヒーミルの性能や使い勝手について感想や注意点などを紹介します。

さらに、前回の『MonoMaster5月号』特別付録のスヌーピーデザインコーヒーミルと比較もしてみました。

PEANUTS(ピーナッツ)とは

「PEANUTS(ピーナッツ)」は、アメリカの漫画家チャールズ・M・シュルツによる作品で、主人公のチャーリー・ブラウンとかわいらしい愛犬スヌーピーが登場します。彼らを中心に織り成される心温まる物語は、世界中で多くの人々に愛されています。特にスヌーピーは、日本でも熱烈なファンがたくさんいますね。

この漫画の魅力は、ユーモア溢れる会話の中に、読者に共感や感動を与えてくれる点にあります。親しみやすさと不思議な笑いが絶妙に織り交ぜられたストーリーは、子供から大人まで広い世代に愛されているのです。

さらに、スヌーピーをモチーフにしたさまざまな商品も販売されており、その人気の高さがうかがえます。彼の魅力は絶えず新しい世代に伝えられ続けているのですね。

MonoMater(モノマスター)ってどんな雑誌?

2018年9月に誕生したMonoMasterは、MonoMaxの大人向けバージョンです。このライフスタイルマガジンは、「“遊び心あるモノ・コト”が見つかる」というコンセプトのもと、多様なジャンルの情報を提供しています。

月刊で紙版とWeb版が発売されており、紙版には実用的な付録がついていますが、Web版にはそういった特典はありません。人気の高い雑誌であるため、すぐに完売してしまうこともあります。

9月号増刊の価格は1,990円(税込)で、特別付録としてスヌーピーデザインのコーヒーミルとチャーリーブラウンデザインのミニ缶が付いています。 特集は「アウトドアの現在。」と題し、キャンプの最新情報やグッズを紹介。

コーヒーミルの使い方やアイスコーヒーの淹れ方など、キャンプでアイスコーヒーを楽しむことができる内容となっています。

『MonoMaster』9月号増刊【特別付録】PEANUTS「スヌーピーデザインのコーヒーミル+ミニ缶」徹底レビュー

MonoMaster(モノマスター)9月号増刊の特別付録である、スヌーピーデザインのコーヒーミルとチャーリーブラウンデザインのミニ缶のレビューです。率直な感想をお伝えしますね。

付録と雑誌は大きめのゴムでまとめられ、厚めの紙袋に梱包されて届きましたが、配送中に傷や汚れがなく、完璧な状態でした。

付録のパッケージの裏面にはコーヒーミルとミニ缶の取り扱い上の注意事項が記載されていますので、最初に読んでおくといいですよ。

万一、付録に破損や不良品があった場合の問合せ先も記載されているのでチェックしておきましょう。

さっそく開封してみました!

【MonoMater(モノマスター)9月号増刊】コーヒーミルはエアキャップで梱包されています。

付録は段ボール(縦23x横29x高さ7cmほど)に入っています。

段ボールを開けると、破損しないようコーヒーミルはエアキャップで丁寧に梱包されていました。コーヒーミルの取扱説明書も付いています。

スヌーピーデザインのコーヒーミルのサイズは?

エアキャップを取り外し、コーヒーミルとミニ缶を確認しました。 どちらも損傷がなく、完璧な状態です。

コーヒーミル全体のおよその大きさは、高さ18x幅12.5cm(ハンドルを延ばした状態)。

重さは約255gでコンパクトな軽量タイプです。

コーヒーミル全体のおよその大きさは、高さ18x幅12.5cm(ハンドルを延ばした状態)重さは約255g

コーヒーミルの仕組みは?

コーヒーミルの取り外せるパーツは以下になります。

【コーヒーミル】(左から)調整つまみ、ハンドル、フタ、ホッパー(およびメタルリング)、ガラスボトル、滑り止めカバー
  • 調整つまみ(約)直径1.5cm、高さ1.3cm、材質:ABS樹脂、銅合金(内部金属)
  • ハンドル(約)長さ10cm、曲げた状態7cm、材質:ステンレス鋼、鉄、ABS樹脂
  • フタ(約)直径6.5cm、材質:アクリル樹脂、銅
  • ホッパー(約)直径6cm、高さ6cm、材質:ABS樹脂、ステンレス鋼
【コーヒーミル】ホッパー内側の金属棒とバネ(ステンレンス鋼)
  • ホッパー研磨コア、材質:セラミック
  • ホッパー内部U型カードスプリング、 材質:ステンレス鋼
【コーヒーミル】ホッパーの研磨コアと内部U型カードスプリング。
  • ホッパーのメタルリング(幅1.5cm)、材質:ステンレス鋼
  • ガラスボトル:粉受け(約)直径4.5cmx高さ9cm、底直径6.5cm、材質:ガラス
  • 滑り止めカバー(約)直径6.8cmx高さ1.5cm、材質:熱可塑性エラストマー

故障や破損の恐れがあるため、無用な分解は避けましょうね。

それでは、早速コーヒーミルでコーヒー豆を挽いてみましょう!

その前に!

はじめてコーヒーミルを使う際に洗う必要があるかと悩む方もいるかもしれませんね。実は、コーヒーミルには刃や金属部分が含まれているため、水洗いは避けたほうが良いようです。なぜなら、水洗いがサビの原因となるからです。

はじめて使う際には、少量のコーヒー豆を挽いてみると良いでしょう。これによって、ミルに付着しているホコリなども一緒に取り除くことができます。そして、専用のブラシを使ってミルを掃除し、乾いた布で軽く拭くことをおすすめします。

これらの方法を実践することで、ミルを清潔に保ちながら、美味しいコーヒーを挽くことができますよ。どうぞお試しください。

スヌーピーのコーヒーミルで実際にコーヒー豆を挽いてみた!

1:コーヒー豆を入れる

ホッパー(本体)にコーヒー豆を約18~20g入れました。

コーヒー豆を入れすぎると破損することもあるため、入れすぎには注意しましょう。

約20gのコーヒー豆を入れることができます。

2:挽き目を調整

フタをして、ハンドルと調整つまみをセットすると、つぎは挽き目の調整をします。

右に回す(締める)と細挽き、左に回す(緩める)と粗挽き、その中間にすると中挽きにすることが可能です。

黒色のつまみ調整で挽き目を調整可能です。

手で簡単に回せます。今回は、細挽き、中挽き、粗挽きに挑戦しました。

※調整つまみをきつく締めた状態でハンドルを回すと破損の恐れがあるので気を付けましょう。

3:コーヒー豆を挽いてみる

いよいよコーヒーミルで豆を挽きます。

ハンドルを時計回りに回していきます。豆の大きさが均一なるように挽くには一定のスピードで回すのがコツ。時計と反対には回さないくださいね。

ホッパーのくぼんだ箇所を手で持ちながら、もう片方の手でハンドルを回します。

その際、破損の原因になるのでホッパー以外の箇所は持たないようにしましょう。

ホッパーのくぼんだ箇所を手で押さえ、もう片方の手で時計回りにハンドルを回します。

どんな感じ?

どれも比較的ラクに挽けましたが、粗挽きがいちばんラクに挽くことができました。

細挽きのほうは少し力が必要なときもありましたが、無理に回すと壊れてしまうため様子を見ながら回す必要がありますね。

ハンドル部分が曲がるように改良されたためか、ホッパーをしっかり押さえれば、ラクに挽くことができますよ。これならアウトドアでも机がないところでも挽くことができますね。

挽き終わった後、手や腕が疲れるということもありませんでした。

【MonoMater(モノマスター)9月号増刊】コーヒー豆がガラスボトルにたまるとスヌーピーが鮮明に見えてきます。

豆を挽いた際にコーヒーのとてもいい香りがしました。

粗挽きもいい香りがしますが、細挽きのほうが香りは強めですね。

挽く音は全然気にならなかったので、静かなほうだと思います。

・挽いた豆の均一性

細挽き、中挽き、粗挽きも比較的均一になっていますが、粗挽きは少し不揃いですね。

【MonoMater(モノマスター)9月号増刊】(左から)粗挽き、中挽き、細挽きになります。

これは、ハンドルを回すスピードが速くなったり遅くなったりと一定ではなかったからです。慣れてくれば、粗挽きのほうも均一の大きさになると思います。

・挽いた豆でコーヒーを煎れてみる

今回は細挽きと粗挽きの2つを試してみました。

コーヒー豆は焙煎されると空気にさらされることで酸化し、豆本来の風味が失われてしまいます。そのため、コーヒー豆の風味を最大限に楽しむには、ドリップする直前に挽くのがベストな方法とされています。

コーヒーフィルターをセットし、その中に挽いた豆を入れてお湯を注ぎます。細挽きのほうが粗挽きよりドリップに少々時間がかかりました。

【細挽き】ドリップに少々時間がかかります。
【粗挽き】ドリップ時間は細挽きより早いです。

粗く挽いた場合でも、コーヒーの心地よい香りがしますが、細かく挽くと、より強い香りを感じることができます。

細挽きコーヒーは味が濃いめ。コクがあり酸味はなく苦みがあり、粗挽きコーヒーは軽くてまろやか、苦みはなく酸味があります。しかし、どちらも華やかな味わいのコーヒーであることは確かです。

細挽きのほうが、色も濃いめでした。

細挽きコーヒー。
粗挽きコーヒー。

アイスコーヒーを作ってみた

MonoMasterによると、アイスコーヒーの作り方として2つの方法が紹介されていますが、今回はそのうちの1つを試してみました。

使用したコーヒー豆は中挽きです。粗挽きではコーヒーの風味があまり感じられないため、細かく挽いた豆の方がアイスコーヒーに適しているそうです。

お茶パックに粗挽きコーヒーを30g入れます。

挽いたコーヒー豆30gをお茶パックに入れます

500mlのボトルにお茶パックとミネラルウォーターを入れ冷蔵庫で5~8時間冷やします。

今回は5時間冷やしてみました。

冷蔵庫で5時間冷やしました。

軽くて飲みやすくアイスコーヒーとして美味しかったです。

氷を入れるので薄まることを考えると8時間冷やしたほうがよかったかなと思いました。

氷で薄まるので8時間冷蔵庫で冷やしたほうがいいかも。

・お手入れ方法

ホッパーは挽いたコーヒーの粉が結構付いているので、ブラシで払い落とす必要があります。

コーヒーを挽いたあとはクリーニングしましょう。

コーヒー専門店で購入したコーヒーミル掃除専用ブラシを使用すると、簡単にキレイに落とせますよ。

専用ブラシの値段はさまざまですが、200円ほどで購入できました。

正直、このブラシで十分かなと思います。最後に乾いた布で拭くとさらにキレイになりスッキリ!

専用ブラシを少し使っただけで残りの粉が取れます。

粉が残っていると雑味の原因になるので、使用後はブラシでしっかり掃除しましょう。

しかし、漂白剤・シンナー・ベンジン・アルコールなどの薬品、食器洗浄機や食器乾燥機の使用はNGなのでご注意ください。

『MonoMaster(モノマスター)』5月号の付録「コーヒーミル」と比較すると…

【MonoMater(モノマスター)】(左)9月号増刊のコーヒーミル。(右)5月号のコーヒーミル。

・ハンドル

最も大きな違いがハンドルです。今回ハンドルが曲げられるようになったため、前回より頑丈になりました。とても豆が挽きやすくなったのが嬉しいですね!

・調整つまみ

前回はシルバーグリッパーの内側に調整つまみがあったのですが、今回はハンドルの上に調整つまみが付いています。

あくまでも個人的な感想になりますが、どれだけ調整つまみを回せば良いかわからず、前回のほうがわかりやすかったです。あと、豆を入れる際に調整つまみを毎回はずすのが正直ちょっと面倒くさかったですね。

・ホッパー

豆を挽く際、前回はシルバーグリップを握ってミルを固定させていましたが、今回はホッパーを握って挽きます。アウトドアでも簡単に挽けるよう固定しなくても良く、前回より挽いているときの安定感が増しました。

・スヌーピーのイラスト

前回よりイラストが大きくなったのでスヌーピー好きには嬉しいですね!

・全体的にコンパクトに

前回より一回りコンパクトになり軽量化されました。持ち運びに最適ですね。

もちろん、前回のほうが良かった点もありますが、全体的に改良されていて、とても使い勝手がよかったです。非常にクオリティが高くなっていました。

もう一つの付録。かわいいミニ缶

もうひとつの付録はチャーリー・ブラウンのミニ缶です。

【MonoMater(モノマスター)9月号増刊】チャーリー・ブラウンのミニ缶。およそのサイズは縦3×横7×高さ10cm。

大きさは、およそのサイズは縦3×横7×高さ10cm。

ミニ缶にコーヒー豆を入れて、持ち運ぶことができます。

ミニ缶の重さは約50g。コーヒー豆は約40gまで入ります。

ミニ缶の重さは約50g。コーヒー豆は約40gまで入ります。

コーヒー豆以外にもペン立てにしたり、カードやサプリメントを入れたりと用途はいろいろ。

活用してミニ缶を楽しむことができます。

今回使用したコーヒー豆は?

スターバックスコーヒーの「エチオピア(250g)」価格は1,540円(税込)。

【スターバックスコーヒー】「エチオピア(250g)」1,540円(税込)

コーヒー発祥の地、エチオピアのコーヒーです。

オーソドックスなコーヒーですので飲みやすく非常にポピュラー。

ライトな粗挽きコーヒー

ホットでもアイスでも楽しむことができ、スイートシトラスの風味が特徴の華やかな味わいのコーヒーです。

濃厚な細挽きコーヒー

『MonoMaster(モノマスター)』9月号増刊の特別付録は、スヌーピーのコーヒーミルとチャーリー・ブラウンのミニ缶でした。

コーヒーミルを使ってみた感想ですが、改良されていてかなり使いやすくなっていました。

アウトドアでもインドアでも十分に使いこなせるクオリティですよ。

ミニ缶のチャーリー・ブラウンもコーヒーミルのスヌーピーと同じ方向を向いているのがかわいいですね。

値段も1,990円(税込)でミニ缶や雑誌も込みでこの価格はかなり高コスパだと思います。

しかも、スヌーピーデザインのコーヒーミルなんて貴重ですよね!

このコーヒーミルさえあれば、いつでもどこでも本格的なコーヒータイムを楽しむことができますよ。

※コーヒーミルとミニ缶以外は付いていませんので、コーヒー豆やコーヒードリッパー、掃除用専用ブラシなどはお好みの物を用意してくださいね。

(mimot.(ミモット)/ 力石 あや)

© ぴあ朝日ネクストスコープ株式会社