【北京共同】中国外務省の毛寧副報道局長は27日の記者会見で、秦剛前外相解任に関する海外メディア記者の質問に対し「悪意ある騒ぎ立てに反対する」と述べ、解任理由を説明しない中国は不透明だと批判する海外報道に反発した。
後任外相の王毅共産党政治局員への引き継ぎがあるかどうかについて毛氏は「提供できる情報はない」と述べた上で、「中国の外交は党中央の指導の下で展開されている」と強調した。
中国外務省の公式ホームページから解任後に秦氏に関する情報が削除されたことに関して、毛氏は「管理規定に基づいて更新を行っている」との説明を繰り返した。
