第105回全国高校野球選手権記念岡山大会で6年ぶり2度目の優勝を果たした山陽の選手らが27日、岡山市北区柳町の山陽新聞社を訪れ、甲子園(8月6日開幕)に向けた意気込みを語った。
メンバー20人と女子マネジャー、原田一成校長と小泉清一郎部長、堤尚彦監督が来社した。堤監督が「6年ぶりに甲子園に戻る。岡山代表が近年全国で勝てていない中、岡山のレベルが低くないことを示してきます」と抱負。松田正己社長は「敗れた56チームの思いも力にし、まずは1勝をつかんでほしい」と激励し、花束などを贈った。
2人制の主将を務めるエースの井川駿投手(3年)は「全力プレーで岡山に勝利を届けたい」、渡辺颯人遊撃手(同)は「(学校創立100年目の)節目の甲子園で躍動する」と話した。
ナインはこの日、岡山県庁も訪問し、伊原木隆太知事に甲子園出場を報告した。