【独自】飲酒運転の車に20代巡査が同乗 八街児童5人死傷事故から2年、取り締まり強化中に 千葉県警、書類送検へ

千葉県警本部

 船橋署の20代男性巡査が6月下旬、八街市内で飲酒運転をしたとして、千葉県警に道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで摘発された運転手の車に同乗していたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。県警は近く巡査を同法違反(酒気帯び運転同乗)容疑で書類送検する方針。

 捜査関係者によると、運転手は巡査の友人で、同市内の居酒屋で一緒に飲酒した後に車を運転し、県警に摘発された。

 同市では2021年6月28日、飲酒運転の大型トラックに下校中の児童5人がはねられ死傷する事故があった。県警は事故発生から2年となるのに合わせ、飲酒運転の取り締まりなどを強化していた。

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