富山、5日連続猛暑日 熱中症で12人搬送

噴水で遊び歓声を上げる子ども=富山市の富岩運河環水公園

 27日の富山県内は高気圧に覆われて晴れ、最高気温は富山市秋ケ島(富山空港)で35.1度を記録し、5日連続で35度以上の猛暑日となった。そのほかの9観測地点は30度以上の真夏日だった。気象庁と環境省は同日、県内に熱中症警戒アラートを発表し、注意を呼び掛けた。

 富山市の富岩運河環水公園では、噴水を頭から浴びて歓声を上げ、涼を取る子どもの姿がみられた。

 県内消防機関によると、富山、高岡、氷見、射水、黒部、入善の6市町で10~90代の男女12人が熱中症疑いで搬送された。富山の70代男性と入善の90代女性が中等症、高岡の50代男性と氷見の80代男性は搬送時意識があり、残りは軽症とみられる。

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