フェラーリF1がレーシングディレクター、メキースの離脱と後任人事を発表

 スクーデリア・フェラーリは、7月27日、レーシングディレクターを務めたローレン・メキースが今週でチームを離れることを発表した。メキースは、フランツ・トストが2023年末で退任した後にアルファタウリのチーム代表の座に就くことが、4月に発表されている。

 フェラーリは、ベルギーGPにメキースは現れないことを確認、4年半にわたるチームへの貢献への感謝を示した。

 一方、メキース離脱に伴い、ベルギーGPから人事面の変更が行われる。23年にわたりスクーデリアに所属しているベテラン、ディエゴ・イオベルノがスポーティングディレクターに就任し、メキースのピットウォールでの役割の一部を担う。イオベルノは、スポーツ面すべての責任を担い、FIAと連絡を取り合う役割も担当する。

 イオベルノは、トラックエンジニアリング責任者のマッテオ・トグニナッリ、レースストラテジストのラビン・ジェインとともに、チーム代表フレデリック・バスールに直属する。

フェラーリF1のスポーティングディレクターに就任したディエゴ・イオベルノ

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