11月から両社顧客へ運用、JPR、upr/パレットのオープンPF

 日本パレットレンタル(JPR、加納尚美社長)と、ユーピーアール(upr、酒田義矢社長)は14日、昨年4月に共同開発・運営に合意した「クロスレンタルオープンプラットフォーム」(XRОP)について、業務提携契約を締結し、11 月から両社顧客への提供を開始すると発表した。
「XRОP」は、パレットをはじめとする物流容器の循環型運用に必要なサービス基盤で、両社のIT基盤や人的リソース、輸送力を相互利用する目的で共同開発した。企業間の物流容器の共同利用・運用支援や、企業を越えた問い合わせ対応サービス、回収・納品の運送サービスと貸出・返却・保管・メンテナンスのデポサービスなど。
 両社の既存顧客を対象に案内を開始し、今後、他のレンタル事業者や自社物流容器を所有・運用する企業から加盟社を募集することでサービスの提供範囲を拡大する。
 加盟社の募集とサービスの充実を図ることで物流の2024年問題・物流DXへの対応を実施し、ホワイト物流の実現を目指す。

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