【ローマ共同】ギリシャ中部ボロス近郊で27日、山火事が燃え広がって空軍基地の近くにある弾薬庫に到達し、大きな爆発が起きた。爆発による死者の情報はないが、一部の住民らがボートで海から避難した。地元メディアが報じた。
爆発は複数回あり、衝撃で周辺の建物の窓ガラスが割れたという。空軍基地では火災の危険があるため、配備されていたF16戦闘機が別の場所へ移された。ボロス周辺で起きた山火事では、26日に2人が死亡した。
一方、消防当局によると、エーゲ海にあるロードス島で18日に発生した大規模な山火事は「制御されている」状況。
ギリシャでは最高気温が40度前後になる日が続いている。