栃木県内の新型コロナウイルス感染状況(7月17日~23日) 「5週連続で増加傾向」

 栃木県は27日、新型コロナウイルスの感染状況を発表し、7月17日から7月23日までの1週間に報告された新規の感染者数は1つの医療機関あたり9.79人で前の週から大きく増加しました。

 県では県内6つの保健所の管内にある76の定点医療機関から、1週間に報告のあった新型コロナウイルスの新規の感染者数を毎週木曜日に発表しています。7月17日から23日までの1週間に報告された新規の感染者数は合わせて744人で、1つの医療機関あたりでは9.79人です。前の週に報告のあった新規の感染者数は508人で1つの医療機関あたりでは6.68人でした。

 新規の感染者数は5週連続で増加傾向にあります。保健所別に見ますと宇都宮市保健所管内が130人、県西が27人、県東が94人、県南が173人、県北が217人、足利市と佐野市を管轄する安足保健所管内が103人でした。

 報告された744人を年代別に見ますと、10歳未満が98人、10代が124人、20代が73人、30代が93人、40代が90人、50代が95人、60代が78人、70代が51人、80歳以上が42人となっています。

 クラスターは高齢者施設で1件、確認されています。

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