C大阪が大宮生え抜きのMF柴山昌也を完全移籍で獲得、ドリブル得意なアタッカー…10年過ごした大宮に別れ「覚悟を持った決断を必ず成功させます」

[写真:©︎J.LEAGUE]

セレッソ大阪は28日、大宮アルディージャのMF柴山昌也(21)を完全移籍で獲得したことを発表した。

なお、背番号は「48」に決定。2種登録で「48」をつけていた山岡薫平は「44」に変更となる。

柴山はジュニアユースから大宮で育ち、2020年にトップチームデビュー。2021年からはレギュラーとして多くの試合に出場し、ここまでJ2通算94試合8得点を記録している。

小柄な体躯も、細かいタッチと鋭いドリブルを武器に左右のサイドでプレー。今シーズンもJ2最下位にチームが苦しむ中、27試合で4得点を記録していた。

柴山は両クラブを通じてコメントしている。

◆セレッソ大阪

「セレッソファミリーのみなさん!初めまして、大宮アルディージャから移籍しました柴山昌也です。1日でも早く、チームにフィットして、みなさんの応援を力に変えて、セレッソ大阪に関わるすべての人を笑顔にできるように全力を尽くします!」

「そして、J1優勝に向けて最大限の力を発揮し、みなさんの前で沢山ゴールが取れるように日々全力で進んでいきたいと思います!宜しくお願いします!」

◆大宮アルディージャ

「大宮アルディージャを愛するファン・サポーターの皆さん、このたびセレッソ大阪に完全移籍することになりました。約10年間、この大宮アルディージャのエンブレムと共にサッカーをさせてもらえたことを、大変誇りに思います」

「いまのチーム状況の中で、アカデミー出身者の自分が去ることについても考え抜きました。その中で、自分の夢を追いかけ、自分が活躍することで、これまで応援してきてくれた人たちに恩返しをしたいと思い、この決断に至りました」

「厳しく大変なこともたくさんあると思いますが、大宮で育った自分は必ず乗り越えます。覚悟を持った決断を必ず成功させます。10年間、本当にありがとうございました」

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