2026年開幕へ新トップカテゴリー"Bリーグ・プレミア" ブレックス田臥選手「新たなリーグの始まりに期待」

 バスケットボール男子のBリーグは27日、東京都内で記者会見を開き、2026年にスタートする予定の新たなトップカテゴリーの名称を「Bリーグ・プレミア」にすると発表しました。

 Bリーグの島田慎二チェアマンはと都内で会見し、2026年からスタートする新しいリーグの構想「B.革新」の詳細を発表しました。

 北アメリカのプロリーグNBAに次ぐ世界2位のリーグへと目標を掲げ、2026年からは現在のB1に値するトップカテゴリーは「Bリーグ・プレミア」へ、現在のB2は「Bリーグ・ワン」へ、現在のB3は「Bリーグ・ネクスト」となります。

 Bリーグ・プレミアは「アリーナ」や「入場者数」それに「売上高」の厳しい三つの基準をクリアした、最大18のクラブで2026年に開幕します。競技成績による昇格や降格の制度を廃止し、経営面の基準を満たしたクラブが順次参入できる「エクスパンション・拡張型」のリーグとなります。

 さらに、ドラフト制度を導入し、所属する選手全員の年棒の総額に上限を定めるサラリーキャップ制度も採用して戦力の均衡を図ります。

 将来的な目標として、2030年には日本人選手や外国人選手を問わずBリーグからNBAに輩出される選手を5人にすることなども掲げられました。

 会見には宇都宮ブレックスの田臥勇太選手なども出席し新たなリーグの始まりに期待をのぞかせました。

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