期間限定の和洋中 高校生とホテルがコラボ 夏らしいメニュー提供/岡山・津山市

岡山県津山市の津山東高校食物調理科3年生と津山鶴山ホテルとのコラボランチが、1日から31日までの期間限定で同ホテルに登場する。和食、洋食、中華の3種類あり、彩りや味付けに夏らしさを取り入れている。

調理師免許取得に向けた実習の一環で、5年目の取り組み。生徒10人が和・洋・中の担当シェフからアドバイスを受け、提供できる内容に仕上げた。

和食は「松花堂風御膳」として、ハモや津山産野菜を梅肉衣で包んだ天ぷら、津山産ショウガの炊き込みご飯、冬瓜のウニみそがけ、県産桃のプリンなどを盛り付けた。内藤七羽さん(17)は「地元産を使い、香りと彩りに工夫して豪華に仕上げた」と。

中華は「出会い」をテーマに、夏野菜のチリソース炒め、ゆで豚肉の紅油(こうゆ)ソースがけ、冬瓜と蒸し鶏(とり)のネギとショウガソースがけなど。池上拓希さん(18)は「辛みと甘みが調和した味付けに仕上げ、暑さ対策にしてほしい」とアピールする。

洋食は「夏バテ防止」を打ち出し、大山どりのガーリックソースのソテー、トマトの冷製パスタ、スズキのポワレ、カボチャの冷製ポタージュなどが並ぶ。吉原茉里さん(17)は「彩りを工夫したほか、食材に肉と魚を取り入れており、満足感を楽しんでほしい」と話す。

ランチの営業は午前11時〜午後2時半。それぞれ一日限定20食で、価格は1800円(税込み)。予約可能。

問い合わせは、同ホテル(TEL:0868-25-2121)。

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