『呪術廻戦』第2期OP&EDに隠れた数々の伏線。2匹の魚は五条と夏油を表している?

作品の世界観を表現する上でも欠かせないアニメ主題歌。7月にTVアニメ第2期の放送がスタートした『呪術廻戦』では、OP&EDムービーに対して多くの考察が集まっているようです。

五条と夏油の関係、それぞれの心情のメタファーではと囁かれている描写とは?

CD『燈』(ソニー・ミュージックレコーズ)

今後の展開を暗示する伏線が泣ける…

第1期では最強呪術師と最悪の呪詛師として登場した、五条悟と夏油傑の呪術高等専門学校時代を描いたアニメ第2期「懐玉・玉折」。そしてファンからさまざまな考察をされているのが、キタニタツヤさんの『青のすみか』が流れるOPムービーと、崎山蒼志さんの『燈』が流れるEDムービーです。

まず、OPムービー『青のすみか』の冒頭。五条が椅子に座ってうたた寝しているシーンは、第1期のオープニングで虎杖悠仁が電車で居眠りしているシーンとの対になっているのではと考察している人が多数。

またEDムービーで登場する2匹のベタらしき魚に対しては、青い目の魚が五条で黒い目の魚が夏油を表している、という意見が。確かに魚の目の色は五条の青い目とよく似ていますし、黒い目も最悪の呪詛師として闇堕ちしていく夏油を表現していると考えられなくもありません。

CD『青のすみか』(ソニー・ミュージックレーベルズ)

しかもベタは別名「闘魚」とも呼ばれ、同じ水槽で飼育していると片方が命を落とすまで喧嘩をしてしまうこともあるそう。このことから「五条と夏油が今後衝突することを表現しているのではないか」という鋭い予想も。

またOPムービーでは2羽いた白い鳥が、EDムービーでは1羽になっている描写もありました。これには五条と夏油の2人が決別してしまう未来をついつい想像してしまったファンも多かったようです。

タイトルにも意味が?「青」と「燈」は補色関係

五条と夏油の今後を暗示するようなシーンは他にもあります。それがEDムービーで五条・夏油・家入硝子が手を振りながら3方向に別れるシーン。五条と硝子は明るい場所で笑顔で手を振っているのに対し、夏油だけは後ろ姿で影に向かって歩いていってしまいます。

この描写にファンからは「なんで夏油だけ影の方に行っちゃうの? 夏油は第1期で最悪の呪詛師として登場してたし、今後の展開を想像すると泣ける」と夏油を心配する声が多くみられました。

そもそもそれぞれの曲名に入っている「青」と「燈」は、正反対に位置する補色関係でもあります。五条と夏油の対比を表した描写が多く挙がったのも当然の結果なのかもしれません。

CD『青のすみか』(ソニー・ミュージックレーベルズ)

多くの伏線考察がされたOP&EDムービーについて、ネット上では「曲も良すぎるし、散りばめられた伏線とか小ネタ探すのも楽しかった」「エンディングの歌詞が夏油の心の中そのもので聞いてると胸が苦しくなる」といったコメントが。

多くの伏線が散りばめられたOP&EDムービー。是非じっくりとチェックしてみてみると、もっと沢山のモチーフを発見できるかも?

■地獄かよ!『呪術廻戦』27話、ラスト1分に絶叫「EDのタイミング…」「人の心ないんか?」五条の“六眼”演出にも注目が https://numan.tokyo/feature/gf45kg84/

■‎『呪術廻戦』五条悟の高すぎる人間力に感服した…!人間ドラマに深みを与えた彼の存在https://numan.tokyo/anime/u7cch/

TVアニメ『呪術廻戦』作品情報

●第1期
Blu-ray&DVDシリーズ 第1巻~第8巻発売中!
TVシリーズ 各動画配信サービスで配信中!

●第2期
7月6日から毎週木曜23:56~MBS/TBS系列全国28局にて放送開始!
「懐玉・玉折」PV第2弾配信URL

<イントロダクション>
少年は戦うーー「正しい死」を求めて
集英社「週刊少年ジャンプ」で連載中の、芥見下々による漫画作品『呪術廻戦』。
2018年3月から連載が開始され、人間の負の感情から生まれる呪いと、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描き、既刊20巻にしてシリーズ累計発行部数は驚異の7,000万部を突破。

2020年10月から2021年3月までは毎日放送・TBS系列にてTVアニメ第1期が放送され、国内のみならず全世界で大きな反響を呼んだ。さらに、同年12月24日、第1期の前日譚にあたる物語が描かれる『劇場版 呪術廻戦 0』を上映し、全世界で一大ムーブメントを巻き起こした。

そして、2023年に放送が決定している第2期で描かれるのは、五条 悟と夏油 傑の高専時代の物語「懐玉・玉折」。劇場版にて示唆された五条と夏油の決別した過去がついに明らかとなる。

さらに、連続2クール内にて「懐玉・玉折」の後、第1期から続く時間軸の物語「渋谷事変」も描かれることが決定。10月31日、ハロウィンで賑わう渋谷駅周辺に突如“帳”が下ろされ大勢の一般人が閉じ込められる。単独で渋谷平定へと向かう五条だが、これは夏油や真人ら呪詛師・呪霊達による罠だった…。虎杖、伏黒、釘崎といった高専生のメンバーや呪術師たちも渋谷に集結し、かつてない大規模な戦闘が始まろうしていた。呪いを廻る壮絶な物語が再び廻りだすー

<「懐玉・玉折」ストーリー>
最強の2人 戻れない青い春

2018年6月、両面宿儺を己の身に宿した虎杖悠仁。
2017年12月、祈本里香の呪いを解いた乙骨憂太。

そして更に時は遡り2006年(春)—。高専時代の五条 悟と夏油傑。

呪術師として活躍し、向かうところ敵のない2人の元に、不死の術式を持つ呪術界の要・天元からの依頼が届く。

依頼は2つ。天元との適合者である“星漿体(せいしょうたい)” 天内理子、その少女の「護衛」と「抹消」。

呪術界存続の為の護衛任務へと赴くことになった2人だが、そこに伏黒を名乗る“術師殺し”が“星漿体”の暗殺を狙い介入する…。

後に最強の呪術師と最悪の呪詛師と呼ばれる五条と夏油、道を違えた2人の過去が明かされる―。

【STAFF】
原作:「呪術廻戦」芥見下々(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:御所園翔太
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:平松禎史・小磯沙矢香
副監督:愛敬亮太
美術監督:東 潤一
色彩設計:松島英子
CGIプロデューサー:淡輪雄介
3DCGディレクター:石川大輔(モンスターズエッグ)
撮影監督:伊藤哲平
編集:柳 圭介
音楽:照井順政
音響監督:えびなやすのり
音響制作:dugout
制作:MAPPA
【CAST】
五条 悟:中村悠一 夏油 傑:櫻井孝宏
家入硝子:遠藤 綾
天内理子:永瀬アンナ
伏黒甚爾:子安武人
【主題歌】
オープニングテーマ:キタニタツヤ「青のすみか」 (Sony Music Labels)
エンディングテーマ:崎山蒼志「燈」 (Sony Music Labels)
<公式サイト>jujutsukaisen.jp <公式twitter> https://twitter.com/animejujutsu
<コピーライト表記>©芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会

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