県が「警告」した本郷処分場 産業廃棄物の埋め立て再開を許可 広島

水源の汚染が指摘され改善措置を行うよう県が警告を出していた三原市本郷町の産廃処分場で、水質改善ができたとして県は埋め立ての再開を許可しました。

本郷処分場ではこれまで水質検査で基準値超えの浸透水が出ているなどとして県が行政指導していましたが、運営するJAB協同組合は埋め立てを継続していました。このため改善が確認されるまで県は搬入・埋め立てを行わないよう行政指導の中で最も厳しい「警告」を出していましたが、28日までに水質検査で汚染が確認された項目が基準値を下回っていることや、その原因となった排水管の洗浄が完了していることを確認したため、JAB協同組合に対し廃棄物の搬入や埋め立て処分の再開を認めたということです。

県ではしばらくの間、水質の行政検査を強化して対応するとしています。

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