みなさんは「ふるさと納税」、活用していますか？

住んでいる地域や、応援したい自治体に寄付をすることで、所得税や住民税を控除できるのはもちろん、寄付額に応じた返礼品を受け取れるのも人気の理由ですよね。

「ふるさとの元気を“フル”にする、ふるさとの魅力が“フル”に集まるふるさと応援、ふるさと納税ポータルサイト」をコンセプトとしたサービスを提供している「さとふる」では、“今”のふるさと納税のトレンドを公開しています。

SDGs関連の返礼品は3年前の25倍に！

今回フォーカスしたいのが「SDGs関連の返礼品」。実は今、とても注目されているんです。

2019年から2022年にかけて、SDGs関連の返礼品の登録件数はなんと25倍以上。SDGs関連の返礼品の寄付件数も約6倍と、SDGsに対する意識の高まりがあらわれています。

では一体どんなSDGs関連の返礼品があるのでしょうか。

【グッズ編】航空備品のアップサイクル品や、サステナブルなフレグランスなど

返礼品の中には、SDGs関連のグッズが多数登場。

たとえば愛知県豊山町では、飛行機に実際に搭載していたライフベストを再利用したアップサイクル品「FDA ライフベストサコッシュ」を提供。

ライフベストの耐久性や耐水性などの航空機備品の特性を活かした、機能性に優れたサコッシュです。

さらに、岐阜県大野町からは産業廃棄物の石膏ボードを再利用した、油掃除に便利な「油取り粉（ゆとりこ）」、福岡県太宰府市では廃棄梅からできたサステナブルフレグランス「9KOS Candle Ume & Cedarwood」が提供されています。

食品関連の返礼品も見逃せません。

長野県高森町では、これまで廃棄されてしまっていた摘果りんご（間引きされたりんご）を使用した、「信州産りんご菓子セット」が登場。

りんごを輪切りにし、やわらかくて食べやすいソフトドライ加工をした「さわやか青りんご」と、すりおろしりんごの入ったクッキー生地の上に、輪切りのりんごをのせて焼き上げた「りんご乙女」のセットです。

三重県志摩市からは、芋を加工する際に廃棄されていた小芋を使用した焼酎「きんこ焼酎志州隼人」が登場。干し芋の皮と芋の間の、一番おいしい部分である甘皮がふんだんに使われています。

お菓子好きの方、お酒好きの方、それぞれご自身やご家族の好みに合わせて選んでも素敵ですね。

さらにこんなふるさと納税の返礼品も。

北海道富良野市では、返礼品として「【あなたの木を富良野に植えます】富良野の自然を守る植樹代行券（苗木1本）」が提供されています。

寄付すると、富良野自然塾スタッフにより富良野の地に1本の木を植樹してもらえます。植樹の証として、植樹地点の座標を記した証明書が発行されるほか、富良野を訪れたときに木の成長を確認することもできます。

「誕生日」「入学・入社」「結婚」などの特別な記念として利用するのもおすすめなのだそうですよ。

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地域活性化の狙いはもちろんのこと、環境に、地球にやさしいSDGsにも配慮したふるさと納税返礼品が増え続けている昨今。これからますますそういった取り組みは増えると思われます。

さとふるでは、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」のほか、ふるさと納税を活用した地域活性化の取り組みを掲載する、地域情報サイト「ふるさとこづち」も公開中です。

お住まいの自治体や、ゆかりのある自治体、気になる自治体をチェックして、ぜひみなさんも環境にやさしい「ふるさと納税」、始めてみませんか？

（ウェルなわたし/ 伊東ししゃも）