扇ケ浜に海の家2店オープン 和歌山・田辺、関大生はハワイ料理提供

2店運営している「海の家」。手前が関西大生の「ハウオリ」

 和歌山県田辺市の扇ケ浜海水浴場で個性の違う「海の家」2店がオープンした。運営する南紀みらいは「海水浴客はもちろん、普段着の利用も歓迎。夜に波の音を聞きながら食事や交流を楽しんでほしい」と呼びかけている。8月31日まで。

 2店のうち、「ハウオリ」は関西大学の学生が運営している。ハワイ料理がテーマで、ハンバーガーやロコモコ丼、パンケーキ、アサイーボウルなどのメニューがある。店名はハワイの言葉で「幸せ」を意味する。

 関西大は田辺市と地域活性化の連携協定を結んでおり、海の家は2016年から取り組んでいる。今年の運営スタッフは3、4年生35人。市内の空き家を宿泊拠点に、交代で店を切り盛りする。

 代表で人間科学部4年の宮本梨加さんと原千晶さんは「昨年も参加し、すてきな海と温かい人々に感激した。いろいろな交流が楽しみ。若い力で盛り上げるので、私たちに会いにぜひ足を運んでほしい」と呼びかけている。

 昼は毎日、夜は土日曜、祝日のみ。

 南紀みらい直営の「サンセットカフェ」は、カレーやラーメン、かき氷など定番メニューから、ジュースやノンアルコールカクテル、梅酒、ビールなど多様なドリンクをそろえる。

 8月20日まで昼、夜とも営業。同21日以降は土、日曜のみ夜営業。

 昼の部午前10時~午後5時、夜の部午後6時~9時。昼の部ではパラソルやクリアカヤックなどレジャー用品のレンタルもしている。

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