オバマ元大統領の専属シェフがパドルボード事故で死去、45歳 夫妻の邸宅近くの池で

バラク・オバマ元米大統領夫妻の専属シェフが、パドルボード中の事故で死亡した。オバマ元大統領のホワイトハウス時代に副料理長を務め、その後夫妻の専属シェフを務めていたタファリ・キャンベル氏が24日にマーサズ・ヴィ二ヤードにある夫妻の邸宅近くで帰らぬ人となった。45歳だった。

マサチューセッツ州警察が発表したところによると、23日夜にダイバーによる捜索で遺体が発見されたキャンベル氏が死亡した当時オバマ夫妻は自宅に不在だったという。

警察と消防局は「パドルボードをしていた男性が池に入った後、少しの間溺れている様子だったが、その後沈み再び浮上しなかった」と通報を受けて、現場に駆け付けたそうで、警察は現在、同事故に関して調査を続けている。

オバマ夫妻は、キャンベル氏の訃報を受けて、共同声明を発表した。「私達が彼と初めて会った時、彼は才能あるホワイトハウスの副料理長でした。創造的で食に情熱を燃やしており、人々を繋げる力を持っていました」「その後の数年間で、私達は彼のことを温かく、楽しく、驚くほど親切で、私達皆の日々を少し明るくしてくれる人として知るようになりました」

「ですから私達がホワイトハウスを出ようとしている時、タファリに私達の元に留まるように頼んだのです。寛大にも彼はそれに同意してくれました。それ以来、彼は私達の人生の一部で、彼が亡くなってしまったことで私達のハートは壊れてしまいました」「今日私達は、彼を知り愛した全ての人、特に妻のシェリーズさんと双子の息子さん達ザヴィエとサヴァンと共に真に素晴らしい男性の死を悼んでいます」

(BANG Media International/よろず~ニュース)

© 株式会社神戸新聞社