インテルがバイエルンのスイス代表GKヤン・ゾマー(34)獲得をほぼ手中に収めたようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。
ゾマーは今年1月の移籍市場でボルシアMGからバイエルンへ移籍したばかり。長期離脱となったドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの穴埋め役として加入後の全試合でゴールマウスを守り、チームのブンデスリーガ11連覇に貢献した。
バイエルンとの契約を2025年6月まで残しているものの、今夏は元カメルーン代表GKアンドレ・オナナを筆頭に3人のGKがクラブを去ったインテルがゾマー獲得に本腰。バイエルンもインテルもプレシーズンツアーで日本を訪れているなか、東京で水面下の交渉が行われる予定と報じられていた。
そんななか、ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、インテルはバイエルンと移籍金500万~600万ユーロ(約7億6000万~9億2000万円)で大筋合意に達しており、8月頭までには契約を結べる見込みになっているという。
一方で、ノイアーの離脱が続いているバイエルンも新たなGKを探し続けており、バレンシアのジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリ(22)、ブレントフォードのスペイン代表GKダビド・ラヤ(27)、ユベントスのポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(33)らをリストアップしているとのことだ。