首位発進から“82”で予選落ち 池村寛世「全部悪かった」

首位発進から予選落ちを喫し「全部悪かった」(撮影/今井暖)

◇国内メジャー◇日本プロゴルフ選手権 2日目(28日)◇恵庭CC(北海道)◇7441yd(パー72)◇晴れ(観衆831人)

初日「68」で回り首位タイで滑り出した池村寛世だったが、2日目は3ダブルボギー4ボギーの「82」をたたき、通算6オーバーで予選落ちが確実になった。初日首位からの予選落ちは今年4月「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」でのキム・ヨンス(韓国)以来、詳細な記録の残る1985年以降で14例目となった。

パッティングも決まらず(撮影/今井暖)

「きょうはもう全部悪かった。バーディパットが打てないゴルフだった。2、3メートルのパーパットもことごとく外れて、ティショットも曲がってOBもあり。全部がダメでした」と肩を落とした。

流れをつかめなかった(撮影/今井暖)

初日のフェアウェイキープ率が28.57%(4/14)だったのに対し、この日は42.86%(6/14)。「(ティショットが)すごく曲がったわけじゃなかったけど、傾斜のラフだったり難しいところに行ってしまって」と運にも恵まれなかった。「それでグリーンから遠い所までしか運べなかった。ラフからのアプローチも寄らなかったし、バーディパットを打てなかったので流れを作れなかった」と悔やんだ。

「自分のゴルフができず、最後は…」と苦しい一日だった。(北海道恵庭市/内山孝志朗)

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